カテゴリー: ケーススタディ

2015年07月23日 by Kaoru Yamanaka

こんにちは。新米マーケターの山中です。

生活する中で、身近に触れているモノやサービスから得られる、マーケティングへの気づきを書いていきます。


今、熱いスポーツの1つ、それは大相撲。

このまま順調にいくと、現在開催中の名古屋場所は、4場所連続の15日間満員御礼となるようです。わたしも昨年くらいから魅了されておりまして、今年5月の夏場所は初めて生で観戦しました!
観客は老若男女、国籍問わず、大変盛り上がっていました。

この相撲人気、若くて強い力士が出てきたことはもちろんなのですが、日本相撲協会がマーケティング、特にお客さまとの接点を増やし、若い人に向けて相撲を身近なスポーツの1つとしてもらうために、力を注いでいることも、人気の理由の1つといえるようです。

Webサイトはもちろんのこと、TwitterやLINEといったSNSやスマホアプリに動画中継まで、ITを駆使しています。その中から、とくにわたしが注目をしているTwitterを中心にご紹介します。

 ・日本相撲協会の公式Twitter
https://twitter.com/sumokyokai

例えば場所中、どのような内容が更新されているかというと

  • 当日券の販売情報
  • インターネットの有料配信スタート(相撲はテレビ中継がある15時くらいからではなく、朝8時に開場して、最初の序の口の取組は8時35分くらいからスタートしています)
  • 昨日の取組の振り返り
  • 会場の様子やイベント情報
  • LINE登録で当日会場で限定プレゼント(横綱・大関のクリアファイル!)の告知
  • グッズ紹介(力士がグッズを持ってにっこりする写真とともに)
  • ユーザー参加の「敢闘精神あふれる力士」の発表
  • 当日の取組結果(サイトへ誘導)
  • 明日の好取組の紹介

など、朝から夕方まで、更新されているので、タイムラインには常に相撲の情報が入ってきます。
ほぼ写真も一緒に投稿されていて、力士の取組の写真はもちろんのこと、グッズ紹介ではグッズを持ってにっこりほほ笑む力士の写真が!癒しです。

充実した更新内容は、場所中だけに留まりません。

  • 土俵築(土俵を作る)様子のレポート
  • 化粧回しを作る様子のレポート
  • 番付発表
  • 新十両紹介
  • 各部屋の稽古の様子
  • 地域イベントへの参加の様子
  • 力士のメディア出演情報
  • 巡業の様子(移動中の力士の素顔も!)
  • お誕生日の力士の紹介(力士に誕生日にほしいものをインタビュー!)

場所中でないと、スポーツニュースに相撲が登場することはあまりないですが、実はその間も地方巡業や各地のイベントに参加したりと、全国各地いつでも相撲は行われていることや、普段は表舞台には出てこないのですが、大相撲を支えている人たちを知ることで、相撲の魅力を一層感じることができます。

 

さて、この魅力的なTwitter、果たして一体誰が更新しているのか!?少し前の記事ですが、Twitterの中の人、相撲協会の職員の方のインタビュー記事がありました。

お相撲さんの笑顔に胸キュン–相撲ブームの立役者が語る公式 Twitter の狙いとは(インターネットコム編集部)
http://internetcom.jp/wmnews/20150307/sumo-kyokai-official-twitter-strategy.html

当時、約8万6,000人のフォロワー(2015年3月5日時点)から、現在は約12万6,000人(2015年7月23日現在)。この5ヶ月で、約4万人ものフォロワーが増えています。

「相撲の魅力は土俵の外にもある」の言葉のとおり、普段わたしたちが目にすることができない姿を発信することで、相撲がより身近なものであり、日本を代表する魅力的な文化の1つと感じさせることに成功できたのではないでしょうか。

企業を身近に感じてもらう、ファンを増やすためにSNSを活用されている企業は多いですが、例えば、普段目にすることのできない社内の様子や、社員の紹介、モノづくりの裏側など・・・。日本相撲協会のTwitterからヒントをもらうことができそうです。

カテゴリー:SNS, ケーススタディ

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