マーケティング的に「なぜ勉強をするのか」を考えてみる。

こんにちは、マルケト担当の山下です。

今回はマルケトではなく、マーケティングの話を少し。

先日、小学校3年生の子どもとの入浴中に、翌日の算数の補習授業についての話の中で、「算数は好き?苦手?」「勉強は大変?」という会話になりました。
非常に理屈っぽい我が娘ですが、答えが明確に出せる算数は苦手の様子。
私が以前「もっと子どもの頃に、算数や国語や英語を一生懸命やっておけば良かったな、って思っているよ」と言ったのが、彼女には気になっていたようで、そんな話題になったのです。

算数はデータや数値の論理的な分析や比較の思考の土壌作りには欠かせず、国語はカスタマージャーニーや相手のニーズを聞き出すヒアリング能力に役立つし、Webページの原稿やメールの文章を書くのにも使う、英語は海外のソリューションの情報を得るのに必要・・・という話はまだ難しいので、「いろんなお仕事で、お金を計算したり、文章を書いたりするのは算数や国語の勉強をしておかないと、上手く行かないことも多くなるんだよ」と伝えました。
すると、彼女はなるほどという顔をしました。親としては、自分の体験事例を反面教師にして、今すぐ子どもができることをアドバイスしたいと思うのが常ですが、やはり実際に自分自身が困ってみないと、アドバイスの意味はなかなか実感できないでしょう。

先日SNSでこんな話題がバズになっていたのを思い出しました。
Twitterのレ点さん(@8jouhan_ns)という方が、小学校低学年のときに、お母様から言われた言葉を紹介しています。

勉強をなぜするのか親に訊いたときに、コップを指して「国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』、算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』、社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』と色々な視点が持てる。多様な視点や価値観は心を自由にする」というようなことを返され

凝り固まった考え方は悪なのではなく損だ、というふうに教えてくれたのは助かりました。だから自由にやればいいんだ、ぶつかったらごめんなさいすればいいんだ。

1つの物事を多面的に捉えることができるようになるのが勉強である、という、子どもにとっても理解できる観点で、非常に説得力のある答えのうちの一つです。

毎日勉強をして何になるのか?誰しも一度は思った疑問。
マーケティングとして考えると、「勉強」が、「子どもにとって」「どんなメリットをもたらす」という切り口での理解促進と考えると、どんな観点で勉強の大事さを伝えればいいか、ヒントがある気がします。

かつて子どもに同様の問いの解として「将来の職業や生活の選択肢を増やすのが勉強」と言ったことがあるのですが、きっとそれはキレイな言葉になりすぎて「ターゲットに刺さらない言葉」だったかもしれません。
このTwitterの例のように、腑に落ちる言い換えを日頃から心がけたいなと思っています。

この記事の著者

Emi Yamashita
CG/ポストプロダクション業界からWeb業界へ転身し早15年。現場を愛す軍曹型ディレクター。ポリシーは「未来に楽をするためなら今の苦労を厭わない」。初級Web解析士/Marketo Certified Expert。
2015年10月28日 by
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